Genesys PLL Synthesis モジュールを使えば、RF 設計者は、素早くアナログ PLL を解析し、それらのループ フィルタを各種の RF ボード アプリケーション向けに回路合成することが可能です。その際、そのタスク専用ではない一連の汎用シミュレータやライブラリは必要ありません。
Genesys PLL Synthesis は、アナログ PLL 設計タスクのための汎用回路およびシステム設計フローを増強します。PLL を実現するのに必要なループ性能の解析とループ フィルタの回路合成に最適化された独自のシミュレータとアルゴリズムを内蔵するアプリエーションです。Spice、ハーモニック バランス、リニア シミュレーション、スプレッドシート、汎用ツールなどとは異なり、PLL Synthesis は高速で、アナログ PLL 設計に最適化されています。
PLL Synthesis は以下を考慮しています
- 位相雑音ブレークポイント、負荷 Q、インピーダンス、パワー レベルなどの基準ソース特性
- 4 種の位相検出器とその特性(位相/周波数検出器、チャージポンプ、ミキサ、XOR)
- 多種多様なインテグレータとエクストラ ループ フィルタ、およびそれらの特性
- ユーザー定義チューニング テーブルと位相雑音などの VCO 特性
- ブロックダイアグラムで使用できるオペアンプの非理想性と雑音
PLL Synthesis は以下の解析機能を実行します
- 周波数応答
- セトリングと安定度を調べるための過渡応答
- 位相雑音性能
- マーカー付き応答プロットおよび長いトレースのためのスクローリング ウィンドウ
- テキスト サマリ付きの、PLL ブロック ダイアグラムのグラフィック表示
PLL Synthesis は以下の回路合成機能を実行します
- 各種のトポロジとループ順のループ フィルタ回路合成
- 次の設計プロセスを通る 5 つの設定ウィザード
- 周波数シンセサイザ
- 位相変調器
- 周波数変調器
- 位相復調器
- 周波数復調器
| 図 1: | PLL Synthesis は、汎用回路シミュレータでは実行が困難なタスク向けに設計された内蔵式のアプリケーションです » 詳細表示 |
PLL Synthesis はどのような形で使用できますか?
- W1509L Genesys PLL Synthesis モジュールは任意の Genesys 環境またはメンテナンス契約中のライセンス キーに簡単に追加することができます。
- このモジュールはまだ、Windows Vista 即ち 64ビット オペレーティング システムではサポートされていません。「Eagleware」および「ADS-style」ライセンシングに対してノードロック ライセンスとフローティング ライセンス、さらに評価ライセンス(Genesys 2007.03 SP1以降の新しいライセンス)もサポートします。
- PLL Synthesis は PLL Pro および Integrated バンドルに含まれています。
- Genesys Synthesis for ADS および RF Architect for ADS bundles にも含まれています。
- PLL Synthesis は、いくつかの旧 Genesys 構成(すでに所有されているかもしれません)にも含まれていました。(W1403、W1404、W1405、W1406、W1412、W1413、W1414)。詳細については、Bundle Viewer を参照してください。
Genesys PLL Synthesis と他の Genesys モジュールとの連携はあまり強くありません。PLL Synthesis は Windows の「スタート」メニューから直接アクセスできます。
オンラインデモとチュートリアル
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