Genesys M/Filter Synthesis は、多目的のインタラクティブなツールです。このツールは、高性能な分布定数素子フィルタを仕様にあわせて作成するため、あらゆるスキル レベルのマイクロ波エンジニアの生産性を高められ、システム アーキテクトが「自製か購入か(Make or Buy)」の意思決定を行い、コストを削減することができます。
Genesys M/Filter Synthesis 回路合成は、集中素子フィルタ回路合成モジュールに必須の分布定数素子マイクロ波です。これはいくつかの重要な機能を果たします。
- スケマティックとレイアウトの両方で分布定数素子フィルタを作成し、サブストレートおよび調整可能な変数などを、Genesys 環境で使用できる状態にします(図4)
- ボード領域、性能に関して、様々なフィルタ タイプを、キーボードの「down」ボタンを押すのと同様に、高速に評価します!
- 理想的な伝送線に合わせて合成、あるいは、サブストレートを選択して 13 の異なるプロセス タイプに直接実装
- 回路合成ウィンドウから直接性能を最適化
- Momentum GX (EM) および Spectrasys (システム) シミュレータと統合
M/Filter 回路合成はよても使いやすく、60 以上のフィルタト ポロジを提供し、ユーザー定義のトポロジもサポートします。W1508L Advanced Transmission Line Synthesis との統合により、これらのフィルタ トポロジは、100 以上の市販のサブストレートのライブラリ(図2)を使って、13 の異なるテクノロジの一つに直接実装することができます(図1)。
- 4 つのフィルタ タイプ(ローパス、ハイパス、バンドパス、バンドストップ)
- 各フィルタ タイプごとに 5 つのフィルタ形状(バワーワース、チェビシェふ、ベッセル、均一イコライズ、ユーザー定義)
- 各フィルタ タイプごとに最大 8 つのトポロジ(ステップ、スタブ、ヘアピン、コンバイン、エッジ・カップルドなど)
- 約 60 の内蔵トポロジの他にユーザー定義フィルタ タイプをサポート
あらゆるサイズの RF 設計との統合
さらに、Genesys M/Filter Synthesis により、定義済みシミュレーション、変数、レイアウトおよびグラフを有するワーキング スケマティックが得られます。M/Filter 回路合成ウィンドウから直接フィルタ性能を最適化することができます(図 3 の下部)。Genesys Core 環境には全ての機能が含まれているため、スケマティックの最適化、SMT ライブラリ部品の理想的なコンポーネントへの置き換え、歩留まり解析、測定 S-パラメータのインポートと比較を行うことができます。また、基板製作に、大規模な設計に含めるために全社的な EDA ツールに、あるいはラピッド プロトタイピング マシンにマスクをエクスポートすることもできます。
M/Filter Synthesis を含めた Genesys Core のコストは、ハードウェア プロトタイピング マシンとそのハードウェア メンテナンスよりも相当低いのが普通です。したがって、RF エンジニア向けのラピッド プロトタイピング システムは、Genesys ソフトウェアを利用できなければ、完全とは言えません。
Agilent ADS を含めて、Agilent EDA プラットフォーム以外のユーザーは、M/Filter Synthesis を備えた Genesys Core が手頃な価格であり、また、設計フローを強化できることを知って満足されることでしょう。実際に、Genesys Synthesis モジュールは、ADS と統合できるように、W1421 および W1422 バンドルの一部として同梱されています。
他の Genesys ツールとの密な統合
スタンドアローンの回路合成ユーティリティや自社製作のツールと違って、M/Filter は Genesys 内で密に統合され、他の Genesys ツールと共にダイレクトに機能します。
例えば、M/Filter Synthesisは、Momentum GX EM シミュレータが使用可能な場合(図3の上部)、サブストレートの定義を作成して EM ポートをレイアウトに追加することによって、そのシミュレータと共に動作します。M/Filter Synthesis は Spectrasys システム シミュレータとも完全に統合されています(図5)。そのため、RF システム アーキテクトは、ビヘイビア フィルタを素早く物理的デバイスに実現し、システムの性能とコストに対する、不完全なフィルタ性能、アウトオブバンド インピーダンスの不整合、および基板領域の影響を評価できます。M/Filter Synthesis は W1508L Advanced TLine Synthesis 機能(図 1)も利用して、迅速な物理的実現を支援します。
| 図 2: | M/Filter モジュールは 100 以上の市販のサブストレートを持つライブラリにアクセスできます。 |
| 図 3: | Genesys M/Filter Synthesis により、定義済みシミュレーション、変数、レイアウトおよびグラフを有するワーキング スケマティックが得られます。M/Filter 回路合成ウィンドウから直接フィルタ性能を最適化することができます。 |
| 図 4: | スケマティックとレイアウトの両方で分布定数素子フィルタを作成し、サブストレートおよび調整可能な変数などを、Genesys 環境で使用できる状態にできます。 » 全画面表示 |
| 図 5: | M/Filter Synthesis は Spectrasys システム シミュレータとも完全に統合されています。 » 詳細表示 |
手頃な価格で多用途
Genesys M/Filter Synthesis は手頃な価格で、しかも使いやすいため、理想的なパーソナル生産性向上ツールであり、また、多くの物理的設計フローに価値を付加できる高性能なマイクロ波フィルタ アプリケーションでもあります。
伝送線と理想的なコンポーネントが物理的構造として実現できる、RF ボード、組込み LTCC サブストレート、MMIC、およびその他のアプリケーション用にカスタマイズ可能な高性能分散フィルタを作成します。あらゆるスキル レベルのエンジニアが M/Filter Synthesis を使って、印刷された設計を迅速に生産環境に移行することができます。
W1502L M/Filter Synthesis は、以下の製品にバンドルされています
W1502L M/Filter Synthesis は他のモジュールと連携します
- Genesis Core
W1502 M/Filter Syntheis モジュールは W1410L Genesys Core さえあれば使用できます。
- 回路合成とシミュレーションのモジュール
W1502L M/Filter Synthesis は特に以下のモジュールと良好に連携します
| ヒント: |
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オンラインデモとチュートリアル
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